介護の仕事について考えたときに、気になってくるのが給料の問題です。
お医者さんや弁護士などと比べると、どうしても介護の仕事は安月給というイメージが強いです。
でも、介護の仕事には定期昇給以外にも給料をアップする方法があります!
というわけで、介護職の給料を左右する5つのポイントについてお伝えしていきたいと思います。
・介護の仕事に興味はあるけれど収入が心配な人
・介護の仕事に就いているけどもっと収入を増やしたい人
こんな人はぜひ読んでみてくださいね。
~介護職の給料を増やす5つのポイント~
その1 職場について
その2 勤務形態について
その3 職種について
その4 資格について
その5 処遇改善加算について
まずは最初のポイントから♪
その1 職場について
介護職の人が働く職場として多いのが、介護保険サービスを提供している事業所です。
介護保険サービスにはいろいろな種類があるので、サービスを提供する事業所の種類もたくさんあります。
どこかで聞いたことがあると思いますが、老人ホームや訪問介護、デイサービスなどがそうです。
ここまでいろいろな施設があるということは、事業所ごとに給料が違うのでは? と思ったので、代表的な事業所の平均給与(ボーナス含む)を調べてみました。
・介護老人福祉施設 322,310円
・介護老人保健施設 314,560円
・訪問介護事業所 293,590円
・通所介護事業所 264,790円
(厚生労働省の「平成29年度介護従事者処遇状況等調査結果」を参照)
同じ介護の仕事でもこれだけ違いがあるとは思わなかったので、ちょっとびっくりしました!
でも、いったいどうしてこういう差が出てきてしまうのでしょうか?
気になってそれぞれの施設で何が違うのか調べてみたのですが、平均が30万円を超えている介護老人福祉施設や介護老人保健施設は、「施設サービス」を提供している事業所でした。
いっぽう、それ以外の訪問介護事業所や通所介護事業所は「居宅サービス」を提供している施設です。
◇施設サービスとは
施設に入所している人が日常生活を送るために提供するサービス
◇居宅サービスとは
介護が必要な人が、住み慣れた家で自立した生活を送るために提供するサービス
2つの違い、お気づきでしょうか?
施設サービスでは自宅での生活が困難な利用者などを24時間365日、必要な介護サービスを提供します。
これが居宅サービスになると、基本的には日中だけの介護サービスを提供することになるようです。
・24時間体制の施設で働くのは大変だけれど、その分給料が高くなる。
・反対に、日中だけの仕事は比較的楽だけど、その分給料は安くなる。
介護の仕事ではどのようなサービスを提供する職場なのかが、給料にも関係してくると言えそうですね!
というところで本日はここまで。
次回は勤務形態についてお伝えします!
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